著者レニー・ベルナード
翻訳森野そら
言語英語→日本語
判型文庫版/415ページ
出版社幻冬舎
発売日2011.01.25
1857年、インドのベンガルで8人の英国人男性が誘拐され、地下牢に閉じ込められた。彼らは知らぬ者同士で励まし合い、命がけで脱出し、帰国する。2年後、彼らはロンドンの社交界にあまり姿を現さず、“物憂げな紳士たち”という秘密クラブを結成していると新聞に書かれてしまう。メンバーであるガレンは、ベンガルで脱出寸前に死亡した友人ジョンの婚約者ヘイリーが、喪も明けないうちに産業界の大物と婚約したことを知り、復讐の念に燃えていた。ガレンは、ヘイリーを誘惑してその心を奪い、完全に自分のものにしたあとで、彼女を破滅させる計画を決行する。一方、ヘイリーは父親の借金のために、金持ちとの婚約を強いられていた。だが、危険なほどハンサムなガレンに出会ってからというもの、彼の誘惑に理性を失っていく。極上のラブシーンで魅せる、ホットなヒストリカル・ロマンスの開幕。