著者コニー・メイスン
翻訳中村ふじみ
言語英語→日本語
判型文庫版/519ページ
出版社扶桑社
発売日2010.12.25
ジュリアンは伯爵の顔とは別に、英仏間で跳梁する密輸団首領の正体を突き止めるという隠密の顔を持っていた。だが一味に接近したとき瀕死の重症を負ってしまう。それを救ったのがロマの美しい娘ララ。彼の追手に対しララはこの男は夫だと言い難を逃れたが、その言葉故にロマの掟で二人の結婚が成立してしまう。そして二人は目眩くひと時を過ごすがやがて別れの時がきた。二人は時を違えてロンドンへ出発する。そしてかの地で運命の再会が…。シンジンが活躍した『偽りの一夜は罪の味』の続編。サスペンスあふれる歴史ロマンス。