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主人公マイケル・フェローズは、ロサンゼルス在住の有名なコメディアン。心のなかに不安と自己中心的な考えを抱き、いろいろものに執着している――いたって普通の男だ。父親を突然なくしたマイケルの前にフランシスコという謎の人物が現れる。フランシスコが出す謎かけの答えを探しながら、しだいに自分の人生を探求しはじめ、いつしかマイケルは、ジョークを連発しながら隠し続けてきてしまった、自分の本当の姿と向き合うことに―。ついには、本物のユーモアこそが自分の魂のパワーを解き放ってくれること、そうすれば、まわりの人との正真正銘の絆を築くこともできるということに気づくのだった。巻末にマイケルの物語から学べる教訓―楽観的に生きるための10の原則―を解説。